「破天荒」の正しい意味、わかる?実に6割以上の日本人が間違っていた!
“破天荒”的正确意思你知道嗎?其實60%的日本人都用錯了!
「破天荒な人」って、どんな人? ほめ言葉なの? けなす言葉なの?
“破天荒的人”是怎樣的人?是褒義還是貶義?
みなさま「破天荒な人」というと、どんな人物を連想しますか? 最近、メディアに「破天荒キャラ」を名乗るエンターテナーも登場し、人気を博しているようですが…當たり前のように使用されている「破天荒」という言葉、実は、多くの人に意味をカン違いされている言葉なのです。
大家聽到“破天荒的人”會聯想到什麼樣的人物呢?最近有一些自稱“破天荒角色”的藝人在各種媒體中登場受到歡迎,但“破天荒”這個看似平常的詞其實被很多人誤解了。
文化庁の「國語に関する世論調査」(平成20年度)によれば、「破天荒」という言葉の意味を正しく知っていた日本人は、なんと2割に満たない、という結果に! さらに、6割以上の日本人が、違う意味とカン違いして使用している事が発覚したのです。
根據日本文化廳2008年公布的“關于國語的輿論調查”,知道“破天荒”意思的日本人隻有20%不到!而超過60%的日本人都誤解了這個詞的意思。
…というところで、クイズです。
那麼,我們就來做個小測試吧。
【問題】
「破天荒」という言葉の意味は、以下のどちらでしょうか?
【問題】
以下哪一個是“破天荒”的意思?
1: 豪快で大膽な様子
2: だれも成し得なかったことをすること
1:豪爽大膽的樣子
2:做了沒有人能做到的事情,前無古人
正解は… 2: だれも成し得なかったことをすること です。
正确答案是:2:做了沒有人能做到的事情,前無古人。
ちなみに選択肢1の「豪快で大膽な様子」は、文化庁の調査で6割以上の日本人が選んでしまった、浸透度の高すぎる誤解になります。
順帶一提,選項1“豪爽大膽的樣子”就是在文化廳的調查中,超過60%的日本人所選擇的錯誤選項,可見這個誤解已深深滲透到了日本人的生活中。
「破天荒」という言葉の語源は、中國の古書に記されたエピソードにあると言われています。
“破天荒”一詞據說來自中國古籍中的一段故事。
まず、「天荒」とは「未開の荒れ地」という意味の言葉です。
首先,“天荒”指的是“混沌未開的荒地”。
唐の時代、官吏登用試験は大変な難関であり、荊州(現在の湖北省)からは50年以上経過しても合格者が一人も出ず「(優秀な人物が育たない)天荒のような地域」と言われていました。
唐代科舉考試非常難,而湖北荊州已五十多年無一人中舉,所以被稱為“(無法培養優秀人才的)天荒之地”。
この荊州から初めて官吏登用試験に合格した人物が出た際、人々は「天荒(と呼ばれる不名譽な現狀)を破った」と稱賛したのだとか。…これが「破天荒」です。
而荊州有人第一次考中進士的時候,人們紛紛稱贊“破了天荒(粉刷這一污名)”。這就是“破天荒”。
つまり「前人未到の、だれも成し得なかった偉業を成し遂げる」ことが「破天荒」なのです。
所以“完成了沒有人能達成的偉業,前無古人”就是“破天荒”。
破+天+荒…という漢字の組み合わせが「型破り」「荒ぶる」というようなイメージを想起させ、「豪快」や「大膽」という間違ったイメージが広まってしまったのでしょうか?
由于“破+天+荒”這三個漢字的組合容易讓人想起“打破常規”“鬧騰”等特征,所以導緻“豪爽”“大膽”之類的錯誤印象被廣為傳播吧。
「誰も成し得なかった偉業」の内容に関しても、文字だけ見ると武闘派的な偉業を連想しそうですが、語源となったエピソードでは「極めて知的な偉業」であった…というのも面白いですね。
另外,關于“前無古人”的事迹,光看文字會讓人聯想到武鬥派的豐功偉業,但從詞源來看其實是“在知識層面的極大突破”,這一點也很有趣呢。
ともかく、「破天荒な人」と言えば、正しくはかなりの譽め言葉であり、「荒々しい型破りな人」という意味ではありません。「あの人の破天荒ぶりには、呆れるわ」のように、型破りエピソードに使用すべき言葉ではありませんので、ご注意くださいね。
總之,“破天荒的人”原本是一個完全褒義的詞,并不是指“粗暴打破常規的人”。像“那個人太破天荒了,真讓人無語”這樣的說法是錯的,請小心使用哦。
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