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桃花源記翻譯

生活 更新时间:2024-11-29 06:44:20

桃花源記翻譯(桃花源記中日對譯)1

晉太元中、武陵人捕魚為業。

古:晉の太元中、武陵の人魚を捕らふるを業と為す。

現:晉の太元年間に、武陵の人で魚を捕ることを生業とする人がいた。

縁渓行、忘路之遠近。忽逢桃花林。

古:渓に縁りて行き、路の遠近を忘る。忽ち桃花の林に逢ふ。

現:谷川に沿って行くうちに、どのくらいきたのかわからなくなった。ふと桃花の林に出會った。

夾岸數百歩、中無雑樹。

古:岸を夾むこと數百歩、中に雑樹無し。

現:川の両岸數百歩の間に、中に桃以外の木はない。

芳草鮮美、落英缤紛。

古:芳草鮮美、落英繽紛たり。

現:芳しい草が緑の色も鮮やかに生えており、花びらもひらひらと亂れ散っている。

漁人甚異之、複前行、欲窮其林。

古:漁人甚だ之を異とし、復た前み行きて、其の林を窮めんと欲す。

現:猟師は大変不思議に思って、再び先に進み行き、その終わりまで行ってみようと思った。

林盡水源、便得一山。

古:林水源に盡き、便ち一山得たり。

現:林は水源で盡き、すぐそこに一つの山があった。

山有小口、髣髴若有光。

古:山に小口有り、髣髴として光有るがごとし。

現:山に小さな入り口があり、ぼんやりと光が見えるようだった。

便舍船、従口入。

古:便ち船を捨て、口より入る。

現:そこで船を降りて、入り口から入った。

初極狹纔通人。

古:初めは極めて狹く、纔かに人を通ずるのみ。

現:初めはたいそう狹く、やっと人が通れるくらいであった。

複行數十歩、豁然開朗。

古:復た行くこと數十歩、豁然として開朗なり。

現:再び數十歩ばかり進むと、目の前ががらりと開けた。

土地平曠、屋舎俨然。

古:土地平曠、屋舎儼然たり。

現:土地は平らで広々とし、家はきちんと整っている。

有良田美池桑竹之屬。

古:良田美池桑竹の屬有り。

現:立派な田や美しい池桑や竹のたぐいがある。

阡陌交通、雞犬相聞。

古:阡陌交通じ、鶏犬相聞こゆ。

現:あぜ道が交わり通じ、鶏や犬の鳴聲があちこちから聞こえてくる。

其中往來種作男女衣着、悉如外人。

古:其の中に往來し種作する男女の衣着は、悉く外人のごとし。

現:その中を行き來して耕作する男女の着ているものは、いずれも外の世界のものと変わりはない。

黃髪垂髫、并怡然自楽。

古:黃髪垂髫、並びに怡然として自ら楽しむ。

現:老人も子供も、いずれもみなそれぞれに楽しんでいる。

見漁人、乃大驚、問所従來。具答之。

古:漁人を見て、乃ち大いに驚き、従りて來たる所を問ふ。具に之に答ふ。

現:猟師を見ると、大変驚き、ここまでどうやってきたのかを尋ねた。詳しくそれに答えた。

便要還家、設酒殺鶏作食。

古:便ち要して家に還り、酒を設け鶏を殺して食を作る。

現:そこで來て欲しいと家に迎え、酒を用意し鶏を殺して食事を作った。

村中聞有此人、鹹來問訊。

古:村中此の人有るを聞き、鹹來たりて問訊す。

現:村中の人々はこの人が來たことを聞いて、村人みな猟師を訪ねあいさつした。

自雲、「先世避秦時亂、率妻子邑人、來此絶境、不複出焉。遂與外人間隔。」

古:自ら雲ふ、「先世秦時の亂を避け、妻子邑人を率ゐて、此の絶境に來たり、復た出でず。遂に外人と間隔す。」と。

現:自ら言うには、「先祖が秦の時代の戦亂を避け、家族や村人をひきつれて、この人裡離れた土地に來て、二度とこの地から出なかった。そして外部の人々と隔たってしまった。」と。

問、「今是何世。」乃不知有漢、無論魏・晉。

古:問ふ、「今は是れ何の世ぞ。」と。乃ち漢有るを知らず、魏・晉に論無し。

現:問うた、「今はどんな世になっているのですか。」と。なんと漢があったことを知らない、ましてや魏・晉のことはもちろん知らない。

此人一一為具言所聞、皆歎惋。

古:此の人一一為に具に聞く所を言ふに、皆歎*(ワン)す。

現:この人はひとつひとつ村人のために詳しく自分の聞き知っていることを話すと、嘆息したり驚いたりした。

餘人各複延至其家、皆出酒食。

古:餘人各復た延きて其の家に至り、皆酒食を出だす。

現:他の人たちもそれぞれ再び招き自分の家に連れて行き、皆酒食を出した。

停數日辭去。此中人語雲、「不足為外人道也。」

古:停まること數日にして辭去す。此の中の人語げて雲ふ、「外人の為に道ふに足らざるなり。」と。

現:數日間とどまって辭去した。そのうちの人が告げていった、「外部の人に、言うほどのことではありません。」と。

既出。得其船、便扶向路、処処志之。

古:既に出づ。其の船を得て、便ち向の路に扶り、処処に之を誌す。

現:村を出た。自分の船を見つけて、先の道に沿って、至る所に目印を付けた。

及郡下、詣太守說如此。

古:郡下に及び、太守に詣りて説くこと此くのごとし。

現:郡役所のある所に來ると、郡の長官のところにやってきて以上のようなことを話した。

太守即遣人随其往、尋向所志、遂迷不複得路。

古:太守即ち人をして其れに随ひて往き、向に誌しし所を尋ねしめしも、遂に迷ひて復た道を得ず。

現:長官は人を遣わして猟師に随って行かせ、先につけておいた目印を探させたが、そのまま迷い二度とは道を見つけることができなかった。

南陽劉子骥高尚士也。聞之、欣然規往。

古:南陽の劉子驥は高尚の士なり。之を聞き、欣然として往かんことを規る。

現:南陽の劉子驥は志が高い人物だ。このことを聞いて、喜んで行くことを計畫した。

未果、尋病終。後遂無問津者。

古:未だ果たさず、尋いで病みて終はる。後遂に津を問ふ者無し。

現:まだ果たさないでいるうちに、間もなく病気で死んでしまった。その後はそのままになり渡し場を尋ねる者はいない。

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